シーテック（名古屋市、松山彰社長）は6日、同市港区の研修センターで2017年度電力本部部門別故障復旧・現場技術訓練を実施した。中部電力の関係者ら約300人が見学する中、水力、変電、送電地中線、各部門の作業員約70人が、飯田隆保取締役上席執行役員電力本部長の監督のもと、技術を披露した。
　送電部門は、検電確認・現場アースの設置から電力線の仮り上げ、移線・緊線完了後の自主検査までの作業を実施した＝写真。また、ドローンによる設備点検の様子を紹介した。
　実行委員長を務めた川上裕一朗電力本部総括部計画・管理グループ長兼大安機材センター所長は「入社後5年未満の若手作業員が実演した。訓練が技術のさらなる向上につながればうれしい」と述べた。

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