【海洋工事】サンドコンパクション船から大阪港の地盤改良工事を見学 日建連関西 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【海洋工事】サンドコンパクション船から大阪港の地盤改良工事を見学 日建連関西

 日本建設業連合会関西支部の海洋工事技術委員会(近石光正委員長)は5日、大阪港で支部会員を対象とした海洋工事現場見学会を開いた。「大阪港北港南地区航路(マイナス16m)附帯施設護岸(2)地盤改良工事」の現場を訪れた。会員企業から約30人が参加した。
 見学に先立ち近石委員長は「この大規模な海洋工事は大阪港の機能強化を図るための取り組みで、施工JVの協力を得て見学することができた。きょうはゆっくりと見てもらいたい」とあいさつ。交通船に乗り込んで現場へ移動した。
 同工事は大阪港の国際海上コンテナターミナル整備の一環で発生した航路の浚渫土砂を夢洲沖の新島地区に運搬、埋め立て護岸の海上地盤改良を行うもので、一行は2班に分かれてサンドコンパクション船に乗り込み、地盤改良作業の様子を見学した=写真。ことし2月に供用開始したばかりの夢洲コンテナターミナル延伸部(長さ1350m)なども海上から視察した。
 発注者は近畿地方整備局で施工は第1工区が五洋建設・あおみ建設JV、第2工区を東亜建設工業・大本組JVが担当している。2工区とも工期は12月22日まで、工事場所
は大阪市此花区夢洲東1地先。

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