【横須賀市の三笠公園】大和リースGに/集客・交流拠点拡充P-PFI | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【横須賀市の三笠公園】大和リースGに/集客・交流拠点拡充P-PFI

東京湾・猿島を臨むウォーターフロント空間のイメージ


 神奈川県横須賀市は、Park-PFI(公募設置管理制度)方式とDB(設計施工一括)方式、指定管理者制度を活用する三笠公園集客・交流拠点機能拡充事業の事業者公募を実施した結果、大和リースグループを特定した。構成企業は、大和リース、西武造園、アーバンデザインコンサルタント、伊之崎。多目的でフレキシブルな利活用、公園全体の連続性と回遊性の向上を実現する施設計画などを評価した。評価点は76.6点(100点満点)だった。

 コンセプトは「横須賀の魅力を創造・発信する拠点-YOKOSUKA “WA”PARK-~人がつながり、こころをつなぎ、未来を創る・“WA”が広がる公園~」。周辺施設との連携を生み出す開放的なエントランスゾーンには、店舗や駐車場ゲート、バス停を整備する。中央広場ゾーンはゆとりのあるスペースを確保し、大規模イベント空間とする。海辺景観ゾーンにはカフェやテラス、大規模芝生広場、休憩施設、遊具などを設置し、憩いとアクティビティーを提供する。多目的・にぎわいゾーンは、音楽、アーバンスポーツなどのカルチャーを発信する空間とし、大屋根広場や野外ステージを配置する。

 三笠公園(稲岡町828-14の敷地3万0442㎡)をリニューアルする。特定公園施設整備費の市負担額の上限とDB対象施設の整備費上限の合計額は13億4875万1000円(税込み)。2026年度の開業を目指す。事業期間は45年3月まで。

 

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