【PFI導入のウェルネス施設】第一ビルサービスGを特定 熊本県荒尾市 | 建設通信新聞Digital

5月14日 火曜日

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【PFI導入のウェルネス施設】第一ビルサービスGを特定 熊本県荒尾市

完成イメージ図


 熊本県荒尾市は、PFIのBTO(建設・譲渡・運営)方式を採用する「ウェルネス拠点施設(仮称)整備・運営事業」の公募型プロポーザルを実施した結果、第一ビルサービス(広島市)を代表者とするグループを優先交渉権者に特定した。提案価格は47億8112万2599円(税込み)だった。7月中の基本協定の締結、8月中の仮契約の締結、9月議会の議決を経て本契約を結ぶ見通しだ。

 構成企業は、設計と工事監理を担当する粋華設計(熊本市)、建設担当の光進建設(同)、運営担当のテノ・コーポレーション(福岡市)。協力企業は工事監理担当のケイディー(荒尾市)。

 同グループは、有明海の眺望を生かすため、道の駅の2階にカフェ・レストランを配置し、たまり場となる大階段を設けることなどを提案した。また、建設を含め積極的に地元採用に努めるとしている。

 道の駅あらお(仮称)と保健・福祉・子育て支援施設(仮称)の複合施設を南新地土地区画整理事業地内で整備・運営する。道の駅は、飲食や物販などの地域連携や、情報発信、防災などの機能を配置。保健・福祉・子育て支援施設は、事務室や会議室、コホート研究室・展示室、遊び場スペース、託児室などを備える。また、両施設をつなぐ大屋根広場を設ける。

 2026年6月までに開業し、41年3月末まで維持管理・運営する。事業対象地は同市大島の有明海沿岸道路ランプ隣接地。


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