神戸市は、「神戸港・新港突堤西地区マリーナ等の整備・運営事業」の事業者を募集し、ジーライオンを代表とするグループを特定した。計2社が応募した。構成員はクリエイション、瀬戸内ブランドコーポレーション、SYLジャパン、ホライゾンヨット、SYLモナコ、プラン・ドゥー・シーの6社。今後は、2025、26年度に設計・施工を進め、27年度春ごろの全面開業を目指す。
同者の提案は、日本初のスーパーヨットと呼ばれる大型艇に特化したマリーナを整備し、周辺施設と連携してにぎわい創出するとともに、マリーナを玄関口として、せとうちエリアへ展開するもの。神戸の都市ブランド向上や地域経済の活性化に貢献する点などが評価された。
対象地(神戸市中央区新港町100、102)の面積は約6.4ha(事業用水域約5.4ha、事業用地約1ha)。用途地域は準工業地域で、建ぺい率は60%、容積率は200%。マリーナ(オーナーバース=75-130フィート約20艇、ビジターバース=75-200フィート約10艇)などを設ける。事業期間は30年間を予定している。
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