【九州2件目の物流施設】佐賀県基山町に6.6万㎡/ESR | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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【九州2件目の物流施設】佐賀県基山町に6.6万㎡/ESR

完成イメージ


 ESRは、佐賀県基山町で九州地方2件目となる物流施設「ESR基山町ディストリビューションセンター」の建設工事に着手した。施設規模はS造4階建て延べ6万5987㎡。耐震構造を採用する。総投資額は約170億円を見込む。塩浜工業の設計施工で2026年2月28日の完成を予定している。

 施設の最小賃貸区画は2050坪、最大8テナントに分割可能。1階に2面、3階に1面のトラックバースがあり、スロープで3階までアクセスできる。倉庫は、1、2階、3、4階がそれぞれメゾネット仕様で、16基の荷物用エレベーターを備える。

 2階に人用空調区画、4階に半導体の管理に適した空調対応区画を設けるなど空調設備の充実を図る。自家消費型太陽光発電所の設置も進めている。また、全館をLED照明とするほか、断熱性能の高いサンドイッチパネル、ヒートポンプ式空調、節水型衛生器具などの採用により、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)のAランク取得を目指す。

 建設地は基山町大字長野宇三川上38-1ほか。敷地面積3万5106㎡。九州の東西南北を結ぶ交通結節点の鳥栖ICから約5.8㎞に位置している。また、九州縦貫自動車道沿いで高速道路からの視認性が高く、佐賀県の新たなランドマークになり得るとしている。


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