【埼玉県加須市に物流施設】10万平米で東急建設が施工 ESR | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【埼玉県加須市に物流施設】10万平米で東急建設が施工 ESR

完成予想


 ESR(東京都港区)は、埼玉県加須市に計画する「ESR加須ディストリビューションセンター2」の新築工事に着手した。総額約210億円を投じ、延べ約10万5000㎡のマルチテナント型物流施設を建設する。設計は上野山都市設計、施工は東急建設が担当。2023年5月末の竣工を目指す。

 9日に地鎮祭を開いた。上野山都市設計の上野山有一社長が鎌(かま)入れ、ESRのスチュアート・ギブソン代表取締役が鋤(すき)入れ、東急建設の寺田光宏社長が鍬(くわ)入れを行い、工事の無事故・無災害を祈念した。

 規模は4階建てで、耐震構造を採用する。独自のESG(環境、社会、企業統治)5カ年ロードマップに基づき、全館LED照明やヒートポンプ式空調システムなどを導入する。CASBEE(建築環境総合性能評価システム)Aランク評価の取得を目指す。

 着工に当たりギブソン代表取締役は、「働く人の安全性・使い勝手を優先し、初めて1フロアに3つのラウンジを分散配置する設計を採用した。完成すれば、雇用創出や災害時の協力など地域社会にも貢献する」とコメントを寄せた。

 建設地は同市下樋遣川6000-1の敷地4万9600㎡。東北自動車道加須ICから約6.2㎞に位置する。


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