【起工式】託児所やボルダリングウォールも! ESRの東京湾岸地域で最大級物流施設 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

公式ブログ

【起工式】託児所やボルダリングウォールも! ESRの東京湾岸地域で最大級物流施設

完成予想

 ESR(旧レッドウッド・グループ・ジャパン)が千葉県市川市に計画する(仮称)ESR市川ディストリビューションセンター新築工事の建設地で13日、地鎮祭が開かれた。「東京湾岸地域で最大クラス」(同社)となるRC・S造4階建て延べ22万9715㎡のマルチテナント型物流施設を建設する。戸田建設の設計施工で2019年1月末の完成を目指す。総投資額は約800億円。
 神事では、鍬(くわ)入れをスチュアート・ギブソンESR共同創設者兼最高経営責任者、鋤(すき)入れを今井雅則戸田建設社長が行った。
 直会(なおらい)でギブソン最高経営責任者は「太陽光発電や託児所、遊び心のあるラウンジ、販売スペースなど快適な施設を計画した。皆さんに満足いただけるよう最後まで取り組む」とあいさつ。

鍬入れのギブソン最高経営責任者(右)と鋤入れの今井社長(左)

 今井社長は「ESRが掲げるヒューマンセントリックデザインを具現すべく設計を進めた」と語った上で「戸田建設のブランドメッセージ『人がつくる。人でつくる。』を念頭に最新の施工技術を駆使して品質確保や安全管理を徹底する」と述べた。

デザイン性に富んだ託児所

 1フロア当たりの賃貸面積は東京ドーム並みの約5万㎡。「物流施設で国内初」(同社)というボルダリングウォールなどを設置したラウンジ、託児所など、デザイン性に富んだアメニティースペースも用意する。

ボルダリングウォールを設置したラウンジ

 建設地は東関東自動車道湾岸市川ICやJR京葉線二俣新町駅に近い国家公務員宿舎跡地を中心とした10万2675㎡(市川市二俣678-55ほか)。
 齊藤英樹所長(戸田建設)の話 「会社で掲げる安全性No.1の名にふさわしい安全確保に努め、延べ14万人弱の労務確保へ職長会の意見を聞いた職場づくりも進める。クラックゼロの床の精度を目指し、設計、施工、協力会社一丸となり良い品質のものを造りたい」

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら