【政令市初の樹林葬墓地】25年夏の着工目指す/神戸市 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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【政令市初の樹林葬墓地】25年夏の着工目指す/神戸市

完成イメージ


 神戸市は、政令市では全国初となる樹林葬墓地を、ひよどりごえ森林公園内に整備する。5月までに基本・実施設計を完了させ、夏ごろの着工、2026年度の供用開始を目指す。

 近年、承継を前提としない墓地や樹木葬へのニーズが高まっていることを受けて計画された。墓地の面積は1200㎡。埋蔵予定数は約1600体を予定している。埋蔵方法については、樹林全体を墓標とし、エリアとなる樹林内に一定の間隔を設けて順番に埋蔵する。

 工事では、樹木の間伐のほか、東屋や柵などを整備する。概算事業費は7000万円。基本計画は地域計画建築研究所が担当した。設計委託先は非公表。事業期間は50年。このうち募集期間を20年、墓地としての管理を30年としている。建設地は北区山田町下谷上中一里山。

 

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