【BIM×ハッカソン】『Revit』使い半日でモデリング&プレゼンせよ! 最優秀に「満ち引きの家 tideHouse」 | 建設通信新聞Digital

5月7日 火曜日

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【BIM×ハッカソン】『Revit』使い半日でモデリング&プレゼンせよ! 最優秀に「満ち引きの家 tideHouse」

「満ち引きの家 ideHouse」で最優秀賞に選ばれた(左から)宇田川さん、吉村氏、柿田さん、円谷さん

 ペーパレススタジオジャパンとクリーク・アンド・リバー社は2、3の両日、東京都大田区の日本工学院専門学校蒲田校で「BIM×ハッカソンVol・2」を開いた。BIMソフトウェア『Revit』の操作方法を基礎から学んだ約15人の学生・社会人が3人1組の5チームに分かれ、半日という短期間のモデリングとプレゼンテーションに挑戦し、協力しながら技量を競った。建築家で明治大学特任教授の吉村靖孝氏がファシリテーターを務め、片柳学園が共催した。
 初日にRevitの操作や設計技術を学んだ。2日目に吉村氏が自身の作品「Window House」を解説した後、参加者は同作品の3次元モデルをもとに増改築プランの設計コンセプトをまとめ、モデリングした。
 作業は約4時間で実施。各グループが成果をプレゼンテーションした結果、第3者の海辺の眺望や高潮対策として床を昇降させる仕掛けを提案した宇田川あやのさん、柿田哲志さん、円谷彩永子さんのプラン「満ち引きの家 tideHouse」が最優秀賞に選ばれた。
 吉村氏は「わずかな時間で建物をつくりプレゼンテーション資料までできていることに驚いた。BIMにより建物の入出力からプレゼンまでの時間は確実に短くなっている。設計と施工を直結できれば新たな展開を得られる」と総括した。

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