千葉県鎌ケ谷市は、新京成線や北総線、東武野田線が乗り入れる新鎌ケ谷駅周辺市有地活用の公募型プロポーザルを実施した結果、京成電鉄・日本コープ共済生活協同組合連合会JVを事業予定者に特定した。譲渡による土地活用で、オフィスや店舗で構成する総延べ8800㎡の複合施設整備を提案している。プロポーザルには同JVのみ参加した。
市有地のうち、区画1には6階建て延べ約6600㎡のオフィスビルを建設する。区画2の施設規模は6階建て延べ約2200㎡で、店舗やオフィスからなる複合ビルを整備する。開業時期は区画1が2029年度、区画2は28年度を予定している。
区画1は6億4491万4692円、区画2は1億5692万5208円で提案し、最低提案価格と同額となった。早ければ3月にも土地を引き渡す。
市有地のうち、区画1の所在地は鎌ケ谷2-9-7ほかの敷地1904㎡。区画2の所在地は鎌ケ谷2-12-15ほかの敷地557㎡。ともに用途地域は商業地域で、建ぺい率は80%、容積率は400%となる。