【神建協の見学会】近隣対策に注目が! 日本工学院生50人が基礎工事現場を体感 | 建設通信新聞Digital

4月24日 水曜日

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【神建協の見学会】近隣対策に注目が! 日本工学院生50人が基礎工事現場を体感

 神奈川県建設業協会(小俣務会長)は22日、日本工学院専門学校の生徒約50人を迎え、横浜市の金沢区総合庁舎改築工事(第2・第3工区)の見学会を開いた=写真。基礎工事の施工現場を見学した生徒は、仮設や足場、工具、仮囲いなどの近隣対策に興味を示し、さまざまな質問を施工者に投げ掛けていた。
 見学会に先立ち、横浜市建築局公共建築部の角田広行施設整備課長は施工者の小俣組、協会の協力に感謝した上で、公共施設を整備する市内建設業の重要な役割や女性活用の進展などを話し、「見学会が皆さんの将来を考える良い機会になることを期待している」とあいさつした。
 小俣組の澤原義治執行役員建築部長は、新しい3Kを目指した建設業界の取り組みなどを説明し、「見学会を通じて普段、不思議に思っていることや学べないことを習得してほしい。皆さんが建設業を目指すサポートをしたい」と呼び掛けた。
 この後、計画と工事の概要説明、建設業の魅力・現場紹介プロモーションビデオの放映を行い、施工内容を理解してから現場内を見て回った。
 設計は国設計、施工は第2工区を小俣組(軽部秀紀所長)、第3工区を小俣組・日成工事・安藤建設JV(内村正所長)が担当。規模は第2工区がRC造2階建て延べ1048㎡、第3工区はSRC一部S造5階建て延べ4375㎡。建設地は金沢区泥亀2-76-1。工期は2018年12月14日まで。

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