【これが躯体工事】小田原城北工高生がみなとみらい本町小工事現場を見学 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【これが躯体工事】小田原城北工高生がみなとみらい本町小工事現場を見学

 神奈川県建設業協会(小俣務会長)は22日、渡辺組・根本建設・昭和建設JV(小丸朋宏作業所長)が横浜市で進める「みなとみらい本町小学校新築工事」の現場に、県立小田原城北工業高校建設科2年生約40人を招き、見学会を開いた=写真。生徒たちは、クローラクレーンを使って躯体工事を行っている現場に目を輝かせながら、熱心に小丸所長の説明に耳を傾けた。
 この現場見学会は、建設人材確保育成対策の一環で、建設業の将来の担い手である工業高校の生徒の進路選択に役立てるのが狙い。神奈川県建設業協会副会長を務める渡邉一郎渡辺組社長は「建築の素晴らしさは、何もないところから、人の力と知恵、そして機械を使って大きなものをつくることであり、それが面白さでもある」とあいさつした上で、「建築は夢のある仕事であり、どうか将来は建築の世界に飛び込んでもらいたい」と期待を寄せた。
 見学会に協力している横浜市の水田寛義建築局公共建築部施設整備課担当課長も「皆さんは建築を志しているということなので、ぜひ横浜で就業の機会を得てもらい、横浜の魅力を最大限に感じてほしい」と呼び掛けた。
 同工事の規模は、S造(ブレース付きラーメン構造)4階建て延べ7959㎡の建築工事で、工期は2018年1月19日まで。設計はみかんぐみ(横浜市)が担当。
 建設地は西区高島1-2-73。敷地面積は1万㎡で、うち建築面積は3162㎡。

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