宮城県多賀城市が、Park―PFI(公募設置管理制度)方式で中央公園に整備するスケートパークが6月30日、ミヤックスを代表とするTJPグループの施工で着工した。11月末のオープンを目指している。運営期間は、Park―PFIと指定管理者制度を合わせて2034年3月まで。
TJPグループはミヤックスのほか、都市設計(設計)、鈴木工務店(建設)、マサケン(パークセクション施工)、日比谷アメニス(運営)、ゴリラガードギャランティ(同)で構成する。
事業は、立川字立石ほかにある中央公園の未整備工区約1.9haに、S造平屋一部2階建て延べ約900㎡の屋内スケートパーク、コンクリート舗装約3600㎡の屋外施設をはじめ、3×3コートやカフェなどを整備し、運営する。
この日の神事は、多賀城市の深谷晃祐市長と森長一郎市議会議長、TJPグループの高橋蔵人ミヤックス社長、氏家滉一都市設計社長、鈴木美範鈴木工務店社長、木村將人マサケン取締役会長、千葉智久ゴリラガードギャランティ社長、鈴木崇典日比谷アメニス仙台支店長らが出席し、工事期間中の安全を祈願した。
深谷市長は「都市型スポーツの推進と近隣の歴史遺産との相乗効果による交流人口の活性化を期待したい」と話した。
高橋社長は「グループの総力を結集し、子どもらの明るい未来を育める場所にしたい。地域の声を聞き、地域公園機能もしっかり確保する」と述べた。
佐藤勝現場代理人(鈴木工務店)の話 「場内では駐車場整備など複数の他工事が並行して進むため、市と関係者で工程などを共有・協議しながら円滑かつ安全に、品質を確保しながら施工する」
【公式ブログ】ほかの記事はこちらから
建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら