【選奨土木遺産】滝の上発電所施設群、網走橋を認定 土木学会道支部 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【選奨土木遺産】滝の上発電所施設群、網走橋を認定 土木学会道支部



 土木学会北海道支部(藪正樹支部長)は、11月17日午後4時45分から、札幌市のホテル札幌ガーデンパレスで、選奨土木遺産認定書授賞式を開く。
 土木遺産の認定制度は、土木遺産の顕彰を通じて歴史的土木構造物の保存などを目的に2000年度に創設されたもので、17年度の選奨土木遺産には「滝の上発電所施設群」(夕張市)と「網走橋」(網走市)の2件が北海道で選ばれた。
 滝の上発電所施設群は、石炭産業の電力化と高圧送電に応え、落差のある岩盤に堅坑を設けた落水方式を採用し、改修を経て地域に貢献し続ける水力発電所となっている。
 網走橋は、街の発展に伴い橋の機能と景観を保った拡幅がなされ、80年以上にわたり国道橋として活躍。34年竣工の北海道内現存最古のゲルバー板桁橋であることなどが評価された。
 授賞式を控え午後2時からは、同会場で土木学会北海道支部の創立80周年記念式典や記念講演会なども開催される。

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