【選奨土木遺産】北海道から「山線鉄橋」「苫小牧港大規模掘込港湾施設」を選出 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【選奨土木遺産】北海道から「山線鉄橋」「苫小牧港大規模掘込港湾施設」を選出

 土木学会北海道支部(水島徹治支部長)は、11月16日午後1時30分から、札幌市のホテル札幌ガーデンパレスで、選奨土木遺産認定書授与式を開く。
 土木遺産の認定制度は、土木遺産の顕彰を通じて歴史的土木構造物の保存などを目的に2000年度に創設されたもので、18年度の選奨土木遺産には「山線鉄橋」(千歳市)と「苫小牧港大規模掘込港湾施設」(苫小牧市)の2件が北海道で選ばれた。

山線鉄橋

 山線鉄橋は、支笏湖温泉地区の千歳川に1924年に移設された200フィートピン構造ダブルワーレントラス橋。北海道内では現在、最古の鋼橋となっている。

苫小牧港西港区全景

 苫小牧港大規模掘込港湾施設は、漂砂対策に基づく防波堤と長大な水路からなる世界初の掘込式港湾。1963年に供用を開始し、臨海工業地帯の新たな開発を実現した。
 同会場では授与式後、記念講演会なども開催される。

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