名鉄都市開発は8日、名鉄レジャック跡地(名古屋市中村区名駅南1)に都市型広場「Meieki Parklet(メイエキパークレット)」をオープンする。パークレット(歩行者空間)約700㎡とイベントスペース約770㎡、駐車場で構成する。名古屋鉄道などが計画する名古屋駅地区の再開発が本格的に始まるまで活用する。
パークレットは、気軽に立ち寄れる休憩場所として心地よい歩行空間を創出し、人々が自然に集い、にぎわいが生まれる空間を目指す。イベントスペースは、飲食フェスや音楽ライブなどで活用する。
パークレット内には、日本初の太陽光蓄熱式自動開閉シェード「ヒートシールド」や舗装面が熱くなりにくい遮熱塗料を導入し、人が過ごしやすい空間を確保する。同時に再生可能エネルギーで発電した電力を使用するなど、環境配慮にも取り組む。
本プロジェクトに合わせて、名古屋市と「名鉄レジャック跡地におけるウオーカブルな活用に係る連携協力に関する基本協定」を結んだ。居心地の良い空間として活用・効果検証を行い、再開発の先駆けとなるまちづくりを目指す。
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