兵庫県姫路市は、DBO(設計・施工・運営)方式を採用する新美化センター整備について、2026年度に事業者を募集する。32年度の供用開始を目指す。
事業では、新センターは、同市東郷町1451―3にある市川美化センターの後継施設として移転建て替えする。施設規模は日量196t、処理方法はストーカ式で焼却炉は2炉構成としている。概算事業費は456億円で、建設費は310億円を見込む。
施設配置については、敷地北側に処理施設、南側に災害廃棄物ヤードを設ける。災害対策のため、0.5m程度地盤をかさ上げし、各棟を別棟とするほか、太陽光発電設備などを活用し、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Orientedの取得も目指す。26年度中に設計に着手し、27年度末の着工を予定している。発注支援業務は、八千代エンジニヤリングが担当している。
建設地は、旧南部美化センター跡地(飾磨区今在家1351―27)で、敷地面積は3万6877㎡。