ビルメンテナンス企業8社で構成する日本鳩対策センター(本部・大阪府東大阪市)は、国内初の熱や炎に強いオールステンレス鳩対策ネット「ピーコンステンレスネット50(耐火用)」を発売した。
水田の多い郊外の工場や臨海部に立地するプラントでは、餌場となる水辺が近いこともあり、鳩による侵入や建造物への営巣を容易にし、その駆除対策に頭を悩ませている事業者が多い。広範囲の開口部を覆うことができるネットは、物理的に侵入を遮断できるため効果的ではあるが、従来品は樹脂製やステンレスにナイロンコーティングした製品であるために耐火性能に課題が残り、熱源近くでの施工には適さなかった。
既に大手石油企業の製油所での導入が決定。順調な滑り出しを見せており、今後の展開が期待される。価格は、10×3m(30㎡)で29万4000円(税別)。問い合わせは、同センター・電話0120-810-179。