【職場体験】出雲中の2年生が舗装工の手順学ぶ 日本道路グループが特徴ある業務紹介 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【職場体験】出雲中の2年生が舗装工の手順学ぶ 日本道路グループが特徴ある業務紹介

 日本道路とグループ会社の環境緑化、レインボー・コンサルタントは9月20-22日の3日間、東京都大田区立出雲中学校に協力し、2年生の女子生徒3人を受け入れた職場体験学習を実施した=写真。CSR(企業の社会的責任)の一環で実施しており、同校からの受け入れは今回で5年連続。各社の会社概要や事業内容の説明を受け、特徴ある業務を経験し、道路舗装への理解を深めた。
 初日はレインボー・コンサルタントで実施し、冒頭、森清広社長が「ぜひ仕事をすることで楽しんで有意義なものにしてほしい」とあいさつした。その後、舗装の手順を学び、測定機器を使ったすべり抵抗試験を体験した。
 2日目の環境緑地では同校OBの沖山大輔氏が「貴重な体験となるので、頑張ってほしい」と述べ、日報の作成や、大田区立公園で遊具や看板の点検作業といった維持管理業務に取り組んだ。
 最終日は日本道路技術研究所が受け入れ、初めに中原大磯所長が「舗装でもいろいろなものがあることを学んで、帰ったらお父さんやお母さんにも話せるようにしてほしい」とあいさつした。続いて、技術研究所内の施設で実験を見学したほか、アスファルト合材の供試体を作成した。
 体験学習を終え、同研究所の遠藤桂副部長は「将来皆さんが社会に出た時にこの経験が生きれば非常にうれしく思う」と述べ、生徒からは「3日間貴重な体験をすることができた。仕事の大切さも分かり、たくさんのことが学べた」と感想が寄せられた。

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