【職場体験】中学生がコンクリ練り混ぜを力強く実習! 水中不分離性コンクリの技術に驚きも | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【職場体験】中学生がコンクリ練り混ぜを力強く実習! 水中不分離性コンクリの技術に驚きも

林くん(左)と高橋くん

 東亜建設工業横浜支店は7日、横浜市立浜中学校2年生の2人を同社技術研究開発センター(横浜市)に迎え、職場体験学習を行った=写真。同社社員の指導の下、構造物の主要材料となるコンクリートの練り混ぜや圧縮強度試験を体感した。
 職場体験したのは、高橋怜己くん、林日向くんの2人で、同社の概要や実験設備の紹介、新規入場者教育を受けた後、実習に移り、2人は細骨材(砂)、粗骨材(砂利)、水を慎重に計量し、実際にスコップを使ってコンクリートの練り混ぜを行った。最初は慣れない手つきだったが、同社社員の丁寧な指導により、腰の入った力強いスコップさばきに変わっていった。
 高橋くんは「コンクリートはすべすべした滑らかな印象だったが、ゴツゴツした石や砂利を材料に使っているのが意外だった」、林くんは「砂や砂利などの分量が細かく決まっており、それに合わせるのが難しかったが、東亜建設工業の方々が親切に教えてくれて、慎重にやったらうまくできた」と感想を述べた。
 午後の実習では、同社の得意とする水中工事の技術力を理解してもらうため、普通コンクリートと水中不分離性コンクリートを製作し、それぞれを水槽に沈め、水中でも分離せず、流動性を確保する水中不分離性コンクリートに2人は感心した様子を見せた。

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