【ものづくりの楽しさ伝える】共同カイテック 神奈川技術センターで中学生が職場体験学習 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【ものづくりの楽しさ伝える】共同カイテック 神奈川技術センターで中学生が職場体験学習

 共同カイテック(東京都渋谷区、吉田建社長)は11月28、29の両日、神奈川県大和市にあるバスダクト製造工場の神奈川技術センターに地元の中学生3人を受け入れ、職場体験学習を行った。同社社員の指導の下、中学生らは絶縁物の加工作業などを体験した。
 職場体験したのは、市立引地台中学校2年生の國近優太人君、笹本敬祐君、信太晃介君で、同社を選んだ理由を問うと、「近所の工場が何を作っているのか知りたかった」「兄が体験で共同カイテックに来ていた時に、楽しいと言っていたから」「サッカー部に所属しているので、屋上のフットサルコートが気になっていたから」との答えが返ってきた。
 体験学習では、バスダクト製造の肝となる絶縁物の加工と、バスダクトを接続する際に使用するボルトのセットを体験し、「慣れていない作業で失敗しても、社員の皆さんが優しく教えてくれるので分かりやすい」「社員の皆さんが優しく、難しそうなことも分かりやすく教えてくれたのでやりやすかった」「初めての体験なので、最初は楽しいが、センスが必要で難しい」との感想を漏らした。
 終了後には「黙々と作業することが楽しく、自分に向いていると感じ、将来ものづくりをするのも良いかなと思った」「思った以上に難しかったが、周りの人も頑張っていたから自分も頑張ることができた。その分終わった時の達成感が大きいと感じた」「なかなか上手にできなかったが、大丈夫だよと優しくしてもらい、うれしかった」と語った。
 同社による職場体験の受け入れはことしで4回目となり、今後も近隣の人たちに理解を深めてもらえるよう職場体験学習を含めたさまざまな活動を展開していく方針だ。

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