中央職業能力開発協会と厚生労働省は、14日から19日までアラブ首長国連邦のアブダビで開催する第44回技能五輪国際大会に、40職種45人の日本代表選手を派遣する。2016年10月に山形県で開いた第54回技能五輪全国大会の金賞受賞者などのうち、国際大会への参加資格を満たす者を選出した。
　今回の国際大会には、58カ国・地域から1259人の選手が参加する予定で、51職種で競技を行う。「建設コンクリート施工」など11職種に日本選手は参加しない。
　日本選手団は、11日未明の出発に先立ち、10日に宮野甚一厚生労働審議官と野上浩太郎内閣官房副長官を表敬訪問する。また、皇太子殿下がご接見される。
　政府は、愛知県を候補地に23年開催の第47回技能五輪国際大会の開催地に立候補する。
　建設関連の派遣選手は次のとおり（敬称略、カッコ内は事業所・所属）。
　▽情報ネットワーク施工＝清水義晃（協和エクシオ）▽配管＝関根雄太（西原工事）▽電工＝井上大樹（九電工）▽左官＝小谷野貴光（群馬県左官工業協同組合）▽建具＝古見秀嗣（ナスク）▽建築大工＝森脇康太（ものつくり大学）▽造園＝田村玲治（カネマス造園）、杉本涼（鈴木造園）▽冷凍空調技術＝菅沼幸希（オリオン機械）

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