鹿児島県は、WTO対象の「鹿児島県スポーツ・コンベンションセンター設計業務」の公募型プロポーザルを実施した結果、梓設計・SUEP・・東条設計JVを最優秀提案者に特定した。1次審査を通過した5JVを対象にした公開プレゼンテーションを14日に実施。次点は坂茂建築設計・松田平田設計・永園設計JVだった。
梓設計JVは、市街地から桜島への眺望を確保するため、メインアリーナを北側、サブアリーナを南側に配置し、建物の軒を低く抑える「つり屋根」の採用を提案した。主要機能は全て1階に集約し、2階には海を望む「大階段」や建物全体をつなぐスロープを配置する。つり屋根とトラスの併用による軽量化で建設費の10%を削減、自然エネルギー活用によりZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Ready相当の光熱費60%削減を目指す。延べ床面積は約2万7000㎡と設定した。
最優秀提案者の選定理由について、諸室をフラットに配置してアリーナ間の連携を促し、運営者が使いやすい工夫がなされている点や、鹿児島のシンボルになり得る外観デザイン、全方位からアプローチできる配置、建物正面が中心市街地側に開かれている点が評価された。
業務は、スポーツ・コンベンションセンターの基本・実施設計、試掘・測量・地質調査を担当する。契約限度額は8億5977万7000円(税込み)。履行期限は2028年7月31日。建設地は鹿児島市本港新町4-16ほか。
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