神田錦町三丁目南部東地区市街地再開発準備組合が東京都千代田区で計画する第一種市街地再開発事業の概要が分かった。神田錦町エリアの新たな拠点として南北2棟総延べ約23万㎡の施設を整備する。建物の工事は2029年度に着工し、36年度の完成を目指す。日本橋川沿いの歩行者空間や、屋上広場も整備することで、地域活性化も期待される。
南地区に、地下3階地上35階建て延べ約22万㎡、高さ約180mの施設を整備する。主要用途は事務所、店舗、宿泊、文化交流、高等学校、駐車場など。北地区に、地下2階地上8階建て延べ約1万㎡の公共公益施設などが入る施設を設置する。
都市再生に向け、▽拠点と連携した周辺市街地におけるウオーカブルなまちづくりと活力・にぎわいを創出する都市機能の導入▽日本橋川の水辺環境を向上させる都市基盤の整備▽環境負荷低減と防災対応力強化--を掲げた。
計画地は、神田錦町2、3の各地内。敷地面積は約1万7050㎡で、約1万2200㎡を建築面積に充てる。用途地域は商業地域で、建ぺい率が80%、容積率が700%と600%で、加重平均だと約615%。容積率は、都市再生への貢献への評価として515%が加わり、最高限度が1130%となる。
関連する基盤整備などとして、29-36年度に下水道施設(マンホール)や歩行者空間の整備、29-39年度に無電柱化や歩道の美装化を実施する。
事業協力者は安田不動産と都市再生機構。都市計画は久米設計・上野計画事務所、基本計画と基本設計は久米設計が担当している。

