横浜スタジアムと横浜DeNAベイスターズの社長を兼任する岡村氏は「横浜の未来をより素晴らしいものにするための施設として、予定工期までに終わらせ、より親しんでいただけるスタジアムにしたい」とあいさつした。
施工者を代表して清水建設の宮本洋一会長は「ファンや市民が周辺を通る中での工事になる。安全に十分気をつけて工事を進める」と述べた。
新球場の規模は増築部分延べ約1万2000㎡を加えて約4万6000㎡となる。収容人数はこれまでの約2万9000人からライト・レフト側スタンド、バックネット裏に観客席を増設し、約3万5000人規模とする。エレベーター8基を設け、バリアフリー化するとともに、回遊デッキも新設する計画だ。
ライト側スタンドとバックネット裏の増築を先行し、2019年3月の完成を予定している。残るレフト側スタンドは18年11月の着工、20年2月の完成を目指す。