横浜DeNAベイスターズと球場運営会社の横浜スタジアムは、2017年から約3年かけて進めてきた横浜スタジアム（ハマスタ）大規模増築・改修工事が2月に完了したことから23日に報道機関向けの内覧会を開いた。

　今回披露したのは主にことしに入って完成したレフト側スタンド「ウィング席」「Yデッキ」「DREAM GATE STAND」「濱星樓（新店舗）」「BAY STORE PARK（オフィシャルショップ）」となる。
　このうち、レフト側スタンド「ウィング席」の席数は2812席。収容人数（プロ野球開催時最大）は、ハマスタ史上最多の3万4046人となる。また、スタジアム外周を1周できるように高さ6mの「Yデッキ」をリニューアルしたほか、同デッキ内の外野スタンド間からスタジアム内を見渡せるフォトスポットエリア「DREAM GATE STAND」なども新設した。
　内覧会で今回のプロジェクトの設計責任者などを担った清水建設の平賀直樹商業・複合施設設計部グループ長は、横浜DeNAベイスターズが掲げる『コミュニティボールパーク』化構想などに基づき「公園と施設が一体となり、ふらりと立ち寄れる球場となった。外と中のつながりを実現できたのでは」と感慨深げに語った。
　設計は清水建設、施工は清水建設・馬淵建設・大洋建設JV、CMは山下PMCが担当した。
　
　
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