【アーキテクツウィーク】キーワードは"まちづくり"! 小6生による小道デザインイベントでスタート | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【アーキテクツウィーク】キーワードは“まちづくり”! 小6生による小道デザインイベントでスタート

 日本建築家協会東北支部宮城地域会(JIA宮城、辻一弥会長)が、仙台市内のせんだいメディアテークで建築を身近に感じてもらうための市民参加型のイベント「アーキテクツウィーク2017」が5日に開幕した。7日まで展開する。
 開幕に当たり、席上あいさつに立った辻会長は「今年度は“まちづくり”をキーワードに設定し、“建築”と“まちづくり”の視点から、社会再生と産業、教育を市民と考え発信する3日間となる」と概要を説明。その上で「われわれは、未来を担う子どもたちのためにも、良き建築・まちづくりを継承していかなければならない。皆さんと多くの情報を交換・発信・共有する場とし、ともに成長していきたい」と語った。
 この後、イベントのスタートを切った「つながる小道をデザインしよう!」では、市内の六郷小学校の6年生の児童が、校庭にある畑と、そこにつながる細長い道の利活用について考えたデザイン案を、菅原弘一同校長や教職員らにプレゼンテーションした=写真。
 デザイン案は、渋谷セツコ建築と子どもたちネットワーク代表の指導のもと制作したもので、4クラスで計12作品を発表。いずれも子どもらしい自由な発想で考えられ、その多くが自然環境を生かした提案だった。

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