「学生が考える実現可能な一次エネルギー消費量ゼロの家」をテーマにモデルハウスを建築・展示する「エネマネハウス2017」が2日から17日まで、大阪市のうめきたサザンパークで行われている=写真。6大学の学生が提案した5棟のモデル住宅が展示されており、16日にはグランフロント大阪のうめきたSHIPHALLで最優秀大学などを表彰するエネマネハウス2017の講評会・表彰式を開く。
主催はエネマネハウス2017事務局(委員長・村上周三建築環境・省エネルギー機構理事長)。大阪市との共催で、国土交通省、日本建築学会などが後援している。
大学と民間企業等の連携により、先進的な技術や新たな住まい方を提案するZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のモデル住宅を実際に建築し、住宅の環境・エネルギー性能の測定・実証や展示を通じた普及啓発を行う。
展示されている5棟の概要は次のとおり。
▽京都大学=「まちや+こあ」ZEHコアによる町家・コミュニティー再生モデルの提案。
▽近畿大学=「エネマネRハウス」窓辺のカートリッジとルームガーデンで生まれ変わるすまいとコミュニティー。
▽首都大学東京=「ZEH village」アジア蒸暑気候下の町屋。
▽武庫川女子大学=「キセカエハウス」伝統的住環境技術を用いた対話のしつらえ。
▽早稲田大学・芝浦工業大学=「この郊外の片隅に」わたしと家の約80年のものがたり。
公式ブログ
【エネマネハウス2017】学生提案のモデル住宅を5棟展示 12/17まで@大阪市
[ 2017-12-11 ]