【訪問学習】土浦第一中2年生が日本道路で舗装を学ぶ 試験機器も体験 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【訪問学習】土浦第一中2年生が日本道路で舗装を学ぶ 試験機器も体験

 日本道路は、東京都大田区の技術研究所に茨城県土浦市立土浦第一中学校の2年生10人を招いた訪問学習を実施した=写真。
 冒頭、中原大磯技術研究所長は「皆さんが通学や遊びに行くときも必ず道路を利用しており、われわれの生活と道路は密接な関係を築いている。本日学んだことをぜひ家族や友達にも話してほしい」とあいさつした。
 続いて舗装の概要について説明を受けた後、ポーラスアスファルトや保水性ブロックなどに水をかけてその違いを体感した。そのほか、透水量を調べる機器やすべり抵抗試験に使う機器などの解説があり、平坦性やわだち掘れなどを調べるMRP(Multi-Road Profiler)を押す体験なども行った。
 生徒からは「業務内容や仕事上のやりがいについて」「道路はなぜあの色なのか」「仕事をしていて難しいことは何か」などの質問が寄せられ、社員が丁寧に回答した。常松直志副主任は「たった数cmの厚みの舗装に実は多くの技術や仕事があることを少しでも知ってもらえたらうれしい」と話し、生徒は「学校で職場訪問の成果発表会があるので、多くの生徒に伝えたい」と感想を述べた。

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