【訪問学習】発電もできるんだ! 岩手町立川口中3年生が日本道路の舗装技術を学ぶ | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【訪問学習】発電もできるんだ! 岩手町立川口中3年生が日本道路の舗装技術を学ぶ

 日本道路は、東京都港区の本社で岩手県岩手町立川口中学校の3年生6人を招いた訪問学習を実施した=写真。CSR(企業の社会的責任)活動の一環で、合材がつくられる手順の解説や発電する道路の体験、保水性舗装の実験などを通じて舗装への理解を深めた。同中学の訪問は今回が初めてとなる。
 冒頭、中原大磯技術研究所長は「道路は公共施設であることを学んで今後の生活に生かしてほしい」とあいさつした。続いて、同社研究員のレクチャーを受け、合材がつくられる手順などを動画で確認したほか、実物の舗装材を手に取って確認した。凍結抑制舗装や同社が音力発電と共同開発した「舗装埋設型発電床」も体験し、実際にライトが点灯すると歓声が上がった。保水性舗装の実験では3種類の供試体に水をかけ、浸透の違いを体験した。
 実験後、生徒からは仕事のやりがいや印象に残った現場、今後の道路建設で大切となることなどについて質問が挙がり、石井敏行常務執行役員は「道路は生活の中で一番使うものなので、地元に帰ってもよく確認してほしい。ルールを守りながら、安全第一でこれからも頑張ってほしい」と呼び掛けた。

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