【建設どさん娘の会】ロゴマークが決定! 現場見学会や勉強会で建設業の女性活躍を展開 | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【建設どさん娘の会】ロゴマークが決定! 現場見学会や勉強会で建設業の女性活躍を展開

ロゴマーク

 建設業で働く女性の課題解決と土木の女性技術者・技能者の活躍に役立てることを目的とした「建設どさん娘(こ)の会」(代表・福山智子北大大学院工学研究院助教)は5日、札幌市の北海道建設会館で第7回会合を開き、同会のロゴマーク決定や2018年度活動計画などを報告した=写真。
 冒頭、福山代表から今年度の活動総括が行われた後、議事に入り、昨年実施した室蘭工業大女子学生との現場見学会後の意見交換会で、参加学生から「民間企業の福利厚生の状況は整っているか」と産休・育休に対する制度の整備、運用状況に女性ならではの質問が出たことや、会員に対し「なぜ、現在の職場を選択したのか」との質問があり今後、建設業への就職を前向きに検討している学生らの興味、関心の高さをうかがわせた。
 今回は、数多くの事例の中から「北海道と建設業と女性」を表現した同会のロゴマークが決定。来年度以降、名刺やヘルメット、安全ベストなどで積極的にアピールし、さらに利用方法の拡大などについて検討していくこととした。
 来年度の活動方針としては、引き続き勉強会や現場見学会を実施することとし、工業高校の保護者見学会にも積極的に参加して意見を交わす。また、活動も3年目に入ることから、女性活躍に向けた取り組みについて提言をまとめる予定。
 正会員は3人加わり5日現在で23人となり、それぞれ運営の役割を分担しサポート会員の協力を得ながら、引き続き活動を展開していく。

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