【深川車両基地】月検査、車両清掃、広告の張り替え作業などを公開 東京地下鉄 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【深川車両基地】月検査、車両清掃、広告の張り替え作業などを公開 東京地下鉄

月検査中の新ピット内

 東京地下鉄は19日、東京江東区にある深川車両基地を報道機関に公開した。2017年5月に竣工した新ピット(検査庫)内で車両の消耗品や主要部品の機能確認を行う月検査、車両内外を人力で清掃する様子、広告の張り替え作業などを公開した。
 深川車両基地は、東京ドーム2個ほどに相当する敷地約8.7haに、車両を在姿状態で検査・修繕を行う「検車区」(約6200㎡)と、部品ごとに検査・修繕する「工場」(車両管理所を含め約1万4000㎡)に分けて、東京メトロ東西線と京葉高速鉄道の車両保守を行っている。留置能力は300両。このうち、昨年新築の深川検車区検査庫はS造2階建て延べ約5700㎡で、東急設計コンサルタントが設計し、五洋建設が施工した。
 車両清掃は「洗車機が2日に1回、手作業が2週間に1回のペースで行っている」(東京地下鉄)。車両内外の清掃は、メトロセルビスを介して、旭工業(台東区)が担当し、「約30人で1日当たり4、5編成分を行う」(同)。
 検車区は、列車検査と月検査、工場では重要部検査と全般検査を実施。同日は、深川工場で車体と台車を分離する「台抜き作業」、車両各部品の検査・保守も公開した。

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