【東京地下鉄】中学生が「災害時に"自分の頭で考える力"」学ぶ 模擬駅で鉄道ワークショップ | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【東京地下鉄】中学生が「災害時に“自分の頭で考える力”」学ぶ 模擬駅で鉄道ワークショップ

 東京地下鉄と東京大生産技術研究所は25日、「鉄道ワークショップ2017-災害時に“自分の頭で考える力”を身につけよう」を開いた。公募参加の中学生約40人が、東京都江東区の東京メトロ総合研修訓練センターで、施設見学を通じて地下鉄の浸水対策や防災対策を学んだ。
 中学生は、同社と総合訓練センターの概要説明を受けた後、同センター内にあるスプリンクラー教室に設置した止水板を手に取り、浸水する恐れがある場合に駅出入り口に設置する同社の対応方法を学んだ。模擬駅では非常停止合図器操作を体験したり、「ホーム上から見た距離感とホーム下から見た距離感のギャップを体験してもらう」(東京地下鉄)ため、参加者に実際に線路に降りてもらい、約130cmあるホームまでの高さを体感してもらった。また、グループワークを交えて東京メトロの災害対策を紹介した。
 このほか、東京都目黒区の東大駒場リサーチキャンパスでは、東大生研が防災を時系列の物語として考える「地震防災クロノロスストーリー」を作成、討議などをした。

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