【展覧会】平田晃久氏の過去10年と進行中プロジェクト俯瞰する「Discovering New」@TOTOギャラリー・間 5/24-7/15 | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

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【展覧会】平田晃久氏の過去10年と進行中プロジェクト俯瞰する「Discovering New」@TOTOギャラリー・間 5/24-7/15

 TOTOギャラリー・間(東京都港区)は、建築家・平田晃久氏(平田晃久建築設計事務所)の個展「Discovering New」を開く。会期は5月24日から7月15日まで。
 平田氏は、1997年京大大学院修了後、伊東豊雄建築設計事務所を経て2005年に独立。15年から京大准教授。主な作品に「桝家本店」や「BloombergPavillion」「Kotoriku」「太田市美術館・図書館」などがある。
 平田氏は、建築を“生成する生命活動の一部”ととらえ、植物・生物・気象現象などの有機活動をつかさどる摂理を建築に取り込むことで、建築の本来のあり方を模索。「建築とは“からまりしろ”をつくることである」というコンセプトは、建築が1個体としての役割を超えて、生きている世界の役割の一部となる可能性を見いだすもの。今回の個展は、その建築活動の現在の到達点を示すものとして、過去10年間に取り組んだ国内外の建築活動と進行中のプロジェクトをコンセプト別に体系化して俯瞰(ふかん)することで、平田氏の建築哲学と世界観を体験できる内容となる。入場無料。午前11時から午後6時まで(月曜休館)。
 また、5月31日には千代田区のイイノホールで講演会を開催する。午後6時30分から。ウェブサイトからの事前申し込み制。問い合わせは同ギャラリー・電話03-3402-1010。

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