いま最も輝く女性とその取り組みをたたえる第3回「ブルガリ アウローラ アワード2018」に、建築家の妹島和世氏が選ばれた。「国際女性の日」に当たる8日に東京都中央区のブルガリ銀座タワーでセレモニーが開かれた。
　ブルガリジャパンのウォルター・ボロニーノ社長は、「女性にとって大切な価値観を示してくれる“インスパイアリング・ウーマン”として、あらゆる女性に輝きをもたらしてほしい」と語った。推薦者で妹島氏とは幼なじみという林陽子国連女子差別撤廃委員長は、「チームワークが重要な建築の世界で国際的に活躍し、多国籍の専門家をまとめながら1つの作品をつくりあげていく責任を果たす姿がすばらしい」と受賞理由を紹介。妹島氏は、「若い女性の建築家も少しずつ増えており、これから子育てなどの環境も良くなっていくのではないか」と建築設計界でさらに多くの女性が活躍することを期待した。

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