フランスの航空部品メーカー中小企業連合ウィーアーグループと、山一ハガネ(名古屋市、寺西基治社長)が共同で立ち上げたウィーアーパシフィック(名古屋市、寺西基治社長)は4月27日、東京・麻布にあらゆる産業で働く人が交流できる拠点「東京ビルディング」の開設式典を開いた。
この施設は、フランス政府が産業振興政策のもとに立ち上げられた「フレンチ・ファブ」の展示スペースや、起業支援システム「フレンチ・テック」のインキュベーションスペースとしても使われる。
当日は、ローラン・ピック駐日フランス大使も出席し「日仏連携によりイノベーションの一層の発展が期待される」とコメント。寺西社長は「私たちの使命は、日仏関係をより一層促進することで、日仏交流160周年の記念すべき年に、この新たな冒険を迎えることを誇りに思う」とあいさつした=写真。