建築模型に特化した国内唯一の展示施設・建築倉庫ミュージアム(東京都品川区)が、リニューアルした。新たに2つの展示室を設け、建築模型をさまざまな目線から見ることができる企画・展示を開催していく。その初めての大型企画展として「ル・コルビュジエ/チャンディガール展-創造とコンテクスト」が26日から始まる。
同ミュージアムは2016年6月のオープン以来、約8万人が来場するなど好評を博していた。今回、さらに展示スペースを拡充し、さまざまな企画・展示を行うことで、より多くの人が日本の建築文化に触れられる機会を提供する。
コルビュジエ展の監修は、東大大学院の加藤道夫教授と千葉学教授が担当。60歳を過ぎて初めてインドを訪れて以降、20回以上も渡印し、キャピトル・コンプレックス9作品群とチャンディガールの都市計画を残したル・コルビュジエの足跡を振り返る。会期は7月16日まで。開催時間は午前11時から午後7時まで。月曜休館。入場料は一般3000円。
6月2日には加藤、千葉両氏と、写真家のホンマタカシ氏によるシンポジウム「ル・コルビュジエ-都市への眼差し」を開く。午後2時から4時10分まで。定員は80人。参加費は1000円。問い合わせは同ミュージアム・電話03-5769-2133。
公式ブログ
【建築倉庫ミュージアム】リニューアル初弾企画は「ル・コルビュジエ/チャンディガール展」 5/26から
[ 2018-05-19 ]