【阪神高速】南芦屋浜PAと尼崎PAがオープン! 自然が感じられるリラックス空間を提供 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【阪神高速】南芦屋浜PAと尼崎PAがオープン! 自然が感じられるリラックス空間を提供

 阪神高速道路会社の南芦屋浜PAと尼崎PAが19日にオープンする。同社が中期経営計画の1つとしている「お客さま満足アッププラン2018」ではPAの拡充を目指しており、その一環として新設・リニューアルした。撤去した料金所の跡地に建設したPAとしては同社初となる。

「爽やかな風の空間」テーマの南芦屋浜PA

 距離料金制に移行したことにより既存の料金所を順次撤去しており、その跡地にPAを建設していた。尼崎は既存のミニPAを拡充しリニューアル、南芦屋浜は新設した。
 南芦屋浜PAは、「爽やかな風の空間」をコンセプトに開放感のあるPAとなっている。休憩施設には曲線のベンチや木材を使用し、身体障害者用駐車マスの上にはテントを設置しており海風を感じることをイメージしている。災害用備蓄倉庫には180人が3日間過ごせる食料と水を確保し、PA入口には車両退避スペースも用意しており、防災対策にも配慮している。設計は阪神高速技研、施工は大日本土木が担当した。
 尼崎PAは157mの縁側空間を設置した緑豊かなPAとしている。緑化フェンスや広場、サークルベンチを設けることでリラックス・リフレッシュできる空間を演出した。設計は日本建築家協会とのコラボレーション企画で行われた提案競技で選ばれた納谷建築設計事務所が担当した。施工は大日本土木。
 同社は今後もPA拡充を目指し、中島料金所と高石料金所、泉大津料金所を撤去後、PAを建設する予定だ。

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