【新入社員研修】危険予知の大声も学んだ! ユアテックの48人が自衛隊で生活体験 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

公式ブログ

【新入社員研修】危険予知の大声も学んだ! ユアテックの48人が自衛隊で生活体験

 ユアテックは、18日から20日までの3日間、仙台市内の陸上自衛隊東北方面仙台駐屯地内で自衛隊隊内生活体験を実施した。同社電気設備部の2018年度新入社員のうち48人(女性3人)が参加し、団体行動などの各種訓練を体験した。
 生活体験は同社研修の一環として、社会人に必要なコミュニケーション能力や規律ある行動を習得するとともに、“ユアテックマン”としての団結力を醸成するために実施。新入社員の増加に伴い、20年ぶりに再開した。
 訓練では、6班に分かれ朝の点呼や身だしなみ、敬礼・行進など団体行動のほか、災害派遣時などにおける陸上自衛隊の活動について講義を受けた。
 19日の戦闘訓練では、自衛隊員の指導のもと、仲間の識別や擬装に使う迷彩用顔料を顔に塗り、銃剣を模した木製の棒を手に匍匐(ほふく)前進の訓練なども行った。
 新入社員らは終始、引き締まった面持ちで訓練に臨んでいたが、顔料を塗る際には、仲間の特徴的なペイントに笑い合うなど和やかな場面も見られた。
 同社の長沼博執行役員営業本部電気設備部長は「建設業の基礎となる団結力を学べる良い機会だ。大きな声を出して報告することも、現場の危険予知のためには必要になる」と生活体験の意義を語った。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら