【高校生ものづくりコンテスト】木材加工部門・兵庫県大会は龍野北高3年の鈴木岳大君が優勝 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【高校生ものづくりコンテスト】木材加工部門・兵庫県大会は龍野北高3年の鈴木岳大君が優勝

 兵庫県内の工業高校生たちが木造建築の技術を競う大会が23日、兵庫県姫路市であった。ことし11月に三重県で開かれる第18回高校生ものづくりコンテスト全国大会木材加工部門の県大会で、同県高校教育研究会工業部会が主催。県内3校から14人がエントリーし、腕を競った。
 生徒らは墨付けに始まり桁と小屋梁、束、母屋、垂木を加工し2時間半の制限時間内に組み立てる課題に挑んだ=写真。審査に当たった教員らは作品の寸法や勾配、納まり、全体のゆがみなどをチェック。また競技中の態度や道具の扱い方などにも目を配り、採点した。
 審査の結果、龍野北高3年の鈴木岳大君が優勝。2位は龍野北高2年の坂井信祐君、3位は兵庫工業高2年の木下航平君、4位は南都龍志君(龍野北高2年)が入賞、高木浩尼崎工業高校長から賞状が贈られた。表彰を終えて高木校長は「全員よく頑張ってくれた。入賞した人もできなかった人も、次の機会を目指し技術を磨いてほしい」と激励した。
 入賞した4人は、8月25日に大阪市で開かれる近畿大会に出場する。同大会の優勝者が全国大会に出場することになる。

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