【JIA神奈川】大賞は高橋寛・高橋晶子氏と小泉雅生氏の黄金町高架下作品! デザインアワード2017 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【JIA神奈川】大賞は高橋寛・高橋晶子氏と小泉雅生氏の黄金町高架下作品! デザインアワード2017


審査委員と受賞者[


 日本建築家協会関東甲信越支部神奈川地域会(JIA神奈川、飯田善彦代表)は26日、第1回デザインアワード2017の公開審査を開き、応募53作品の中から、高橋寛(ワークステーション)・高橋晶子(同)の両氏が提出した「京浜急行電鉄黄金町高架下新スタジオSite-C」と、小泉雅生(小泉アトリエ)氏の「黄金町高架下新スタジオSite-D」を大賞に決定した。
 アワードは「まちの楽しさ・面白さを考えよう」をテーマに、幅広く作品を募集した。審査委員長は建築家の伊東豊雄氏、委員は河内一泰河内建築設計事務所代表、柳澤潤コンテンポラリーズ代表の計3人が担当した。建築デザインや、まちに開かれることなどを議論した結果、黄金町高架下に関連する2作品を合わせて大賞に選んだ。
 表彰後、伊東審査委員長は、「プロの方たちに与える賞であり、いずれもクオリティーが高く、素晴らしい作品ばかりだった。幅広いテーマに応募者の思惑もあり、非常に難しい審査だったが、来年もたくさんの応募が集まることを願っている」と総評した。
 優秀賞は、三原栄一アトリエエーワン代表の「ふじさわこどもまちづくり会議20年の証」、冨永美保(tomito architecture)・伊藤孝仁(同)の両氏による「CASACO」が選ばれた。特別賞は伊東賞を藤本幸充鎌倉設計工房代表の「べんがらちゃん」、河内賞を保坂猛保坂猛建築都市設計事務所代表の「窓辺のバルコニー」、柳澤賞を笠井三義カサイアーキテクチュラルデザイン代表の「横浜の復興橋梁調査及び保全に向けて」が受賞した。

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