【2018夏休み】基礎工事を見てモルタル手形づくりに挑戦! けんせつ小町活躍現場@都営住宅28H-104東現場 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【2018夏休み】基礎工事を見てモルタル手形づくりに挑戦! けんせつ小町活躍現場@都営住宅28H-104東現場

 日本建設業連合会は3日、東京都江東区の「都営住宅28H-104東(江東区南砂三丁目)工事」(施工=株木建設・武家田建設JV、阿部恵二所長)で、けんせつ小町活躍現場見学会を開いた。小学校低学年の女子と保護者約20人が参加。基礎工事が進む現場を見学するとともに、モルタルを使った手形づくりにも挑戦した。
 見学会では、株木建設の女性技術者として加賀屋綾香さんが司会、古宮なつ美さんが工事内容解説をそれぞれ担当。建物の広さを学校のプール、高さはキリンに換算するなど、建設業の仕事を分かりやすく紹介した。
 鋼矢板打設などの基礎工事が進む現場を見た後、現場職員の指導を受けながら、セメントと砂、水を練り合わせてモルタルをつくり、自分の手形をつくり、思い思いに飾りつけた。
 質疑応答では「けんせつ小町にどうやったらなれるの」「建物の柱の建て方は」「建設業を選んだ理由」などの質問に2人が丁寧に応じた。
 普段の業務では「男女平等に接している」という阿部所長は、「職員一同いい経験ができた。都の女性活躍モデル工事に指定されており、積極的にアピールしたい」と語っている。加賀屋さんは、「以前の現場では更衣室やトイレに苦労したが、改善された。女性技術者がさらに増えてほしい」とし、古宮さんは「男性陣に負けないように経験を重ね、現場を楽しみたい」と語っていた。
 同工事の規模はB棟がRC造12階建て延べ4651㎡、C棟は同造7階建て延べ2313㎡。工期は2020年3月末まで。
 設計監理は都東部住宅建設事務所が担当している。
 建設地は江東区南砂3-11-113ほか。

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