【2018夏休み】福井県で初開催! けんせつ小町活躍現場@北陸新幹線、福井橋りょう他工事 | 建設通信新聞Digital

5月1日 水曜日

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【2018夏休み】福井県で初開催! けんせつ小町活躍現場@北陸新幹線、福井橋りょう他工事

 日本建設業連合会は10日、福井市でけんせつ小町活躍現場見学会を開いた。東急建設・矢作建設工業・高野組JVが施工している「北陸新幹線、福井橋りょう他工事」で、同現場で働くけんせつ小町がガイド役を務めた。地元福井などから11組計34人の親子が参加した。

杭打ちを見学

 見学に先立ち主催者あいさつに立った日建連の山本亘常務執行役は「けんせつ小町見学会はことしで4年目を迎えたが、福井県で開くのは初めて。建設業で働く女性の活躍ぶりをぜひ見てほしい」と述べた。
 概要説明を受けた後、現場に移動し、同JVの米田哲也所長らの案内で、杭打ち作業の作業を見学した。続く「お仕事体験」では測量機器を使った宝探しや、構造物が完成した後の姿をVR(仮想現実)ゴーグルで体感できるコーナーなどが人気を呼んだ。

VR体験も

 ガイドを務めた中村さくらさんと鎌田美佳さんは、同現場で働く女性技能者らと7月にチーム「あじさい小町」を結成。イメージアップ活動や職場環境の向上などに取り組んでいる。中村さんは「たくさんの子どもたちに興味を持ってもらえた」と振り返った。鎌田さんも「子どもたちに分かりやすく説明するのは難しかったが、あじさい小町の活動を通じこれからも交流を広げていきたい」と話した。
 同現場は、北陸新幹線金沢駅~敦賀駅間(125㎞)のうち、約1.8㎞にわたる高架橋を施工している。工期は2020年10月2日まで。工事場所は、福井市下河北町地内・太田町地内~同市半田町地内・二上町地内。

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