【2018夏休み】かっこいい重機の運転席に! 宮城県大崎市内の河川改修現場で親子見学会 | 建設通信新聞Digital

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【2018夏休み】かっこいい重機の運転席に! 宮城県大崎市内の河川改修現場で親子見学会

 宮城県建設業協会(千葉嘉春会長)と県は1日、大崎市内で石堂建設と森建設工業所が施工中の大江川河川改修工事(仮設道路)と同(市道橋その3)の現場で2018年度親子現場見学会を開いた。一般公募の小学生24人とその保護者15人の計39人が参加した。
 冒頭、主催者を代表してあいさつした県北部土木事務所の茂泉博史所長は「自然災害が起こると、建設業の人たちが頑張って工事をして元の暮らしが送れるように道路や河川を復旧させている。きょうは建設業の現場を身近に感じ、地域を守る大事な仕事に興味を持ってほしい」と呼び掛けた。
 見学会では、工事の担当者らから概要の説明を受けた後、油圧ショベルやブルドーザーなどの建設機械の運転席を体験したほか、高所作業車の試乗やドローンの操作見学、ラジコン重機の操縦などの各コーナーを見て回った。
 参加した児童は「(建設機械が)かっこよかった。運転席が高くて遠くがよく見えた」と目を輝かせていた。
 県は流下能力が低く冠水被害が多発している大江川に、新たに水路を整備して防災力の強化を目指している。同工事では、国道347号と新設する河道の交差する地点に橋梁と仮設道路を整備する。
 現在の進捗率は30%程度で仮設道路は9月中の工事完了を目指す。

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