竹中工務店と同社のグループ企業、協力企業の主に設備関係の職種に従事する女性で構成する会が、女性活躍推進活動として、20日に大阪市の高砂熱学工業中之島事務所でVR体験会を開いた。11社20人の“設備女子”が参加した。
　今回は、設備メンテナンスの知識を深め、職務の拡大につなげることを目的として開催。竹中工務店のグループ企業、アサヒファシリティズがビルメンテナンス事業について紹介したあと、2班に別れ、高砂熱学工業が事務所内に開設しているイノベーションルームでVR（仮想現実）のシステムを体験した。
　このほか意見交換会も実施。お互いの仕事内容の情報交換や職場の悩みなどの話に花を咲かせた。

　同会は竹中グループ企業と協力企業らにより「女性がもっと活躍できる設備職種」を目指すため、2015年から自主的に活動を始めた。女性活躍や働き方改革、ネットワークづくりなどを目的として、見学会や勉強会などを行っている。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら