【日本最大級・ソーラーパネルビル】岡山市の旭電業第二本社ビル、東と南の全面が太陽光パネル | 建設通信新聞Digital

5月9日 木曜日

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【日本最大級・ソーラーパネルビル】岡山市の旭電業第二本社ビル、東と南の全面が太陽光パネル

 太陽工業は、9月に竣工した旭電業第二本社ビル(岡山市)の東面と南面の全面に、太陽光を透過するシースルー太陽電池パネル合計867枚を設置した。同パネルを使用したビルでは「日本最大級の規模」(同社)という。
 シースルー太陽電池パネルは従来の窓と同様に屋外への視界を確保しつつ、室内に太陽光を取り込む。太陽光発電機能に加え、遮熱、断熱、紫外線の99%カット、結露防止などの機能を備える。
 同ビルでは、1枚当たりのサイズ約900×998mm、厚さ22.5mmのシースルー太陽電池パネルを幅40m、高さ16mの東壁面に646枚、幅14m、高さ16mの南壁面に221枚設置した。最大出力は40.78kWとなる。ビル全体では、屋上設置分と合わせて最大出力76.48kWに達し、ビル内の機器に給電、余剰分は電力会社に売電する。

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