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【掘削点検に代わる技術】土中部点検に「非破壊検査」 岡山大学が実証実験

最終更新 | 2018/12/12 16:01

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 インフラメンテナンス国民会議近畿本部が8月に開いたピッチイベントをきっかけとした実証実験が7日、京都府南山城村で行われた。岡山大学が研究中の「磁気センサを用いた鉄鋼構造物の非破壊検査」技術により、標識などの道路構造物の土中部を点検した。
 実証実験では同村北大河原北垣内の道路沿いにある標識柱を利用した。塚田啓二同大大学院自然科学研究科教授と学生らが「極低周波過電流探傷検査(ELECT)装置」を活用し、標識柱や照明柱など鉄鋼構造物の地際の腐食による減肉と板厚を検査した。
 これまでの超音波検査法では、表面の腐食しか確認できなかった。同装置を使用すれば2つのセンサーを活用し、低周波により内部深くの腐食も点検できる。また、地際だけでなく水中の点検も可能。
 京都府は、点検マニュアルに従って府内の門型標識40基と門型以外の標識約2100基を点検している。2016年度に100カ所で点検したところ、開削から埋め戻しに多くの時間を費やしため、掘削点検に代わる非破壊検査技術を求めていた。
 実証実験を終えて塚田教授は「国のプロジェクトとして5年計画で進めてきたので、来年にも何らかの形で製品化したい」と意欲を述べた。

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