【建設業にウェルカム!】富士教育訓練Cが出前講座@大宮工高 鉄筋工・実技試験課題に挑戦! | 建設通信新聞Digital

5月1日 水曜日

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【建設業にウェルカム!】富士教育訓練Cが出前講座@大宮工高 鉄筋工・実技試験課題に挑戦!

 富士教育訓練センターは14日、さいたま市の県立大宮工業高校で埼玉県建設業協会から受託している出前講座を開いた。協同組合東京鉄筋工業協会(鉄工協、飛田良樹理事長)が協力。講師を派遣している同協会では、出前講座を受講した生徒が鉄筋工に興味を持ち、入職する事例が出ていることも踏まえ、重要な協会活動の1つに位置付けている。
 今回は、建築科2年6、7組(計78人)の生徒が座学と実習を受講。座学は、同センターの渡辺敏幸教務部部長が講師を務め、建設業の仕組みや鉄筋工などを説明。実習では、生徒が3級鉄筋工の実技試験の課題に挑戦。ハッカー、結束線などを手にとり、鉄工協会員の飛田鉄筋工業、平子鉄筋、工藤工業など技術陣の指導を受けながら、ベース・柱・梁の一連の作業に取り組んだ。
 この中で、飛田理事長は地震が多い日本における鉄筋工の重要性を説くとともに、自動結束機を手に取ってもらい、生徒の関心を高めていた。講師を務めた岡拓巳氏(飛田鉄筋工業)は大宮工業高の卒業生で、在学中に受けた出前講座で関心を持ち、鉄筋業界に入職。後輩を前に慣れた手つきで作業をこなしていた。

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