【フルノ鋼業の種山氏が建築部門連覇】10月24日のTETSU-1グランプリに挑む 鉄工協技能大会 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【フルノ鋼業の種山氏が建築部門連覇】10月24日のTETSU-1グランプリに挑む 鉄工協技能大会

 協同組合東京鉄筋工業協会(鉄工協、飛田良樹理事長)は13日、さいたま市の藤工業岩槻第二工場で第6回鉄筋技能大会を開いた。建築部門と外国人技能実習生部門の2部門で開催した。

現場で培った腕前を披露する参加者たち


 建築部門は種山匠氏(フルノ鋼業)が優勝、前回に続いて連覇した。準優勝は川竹竜太氏(ヤマガタ鉄筋工業)、3位は岡本圭司氏(藤工業)。種山氏は10月24日に富士教育センターで開く全国大会(TETSU-1グランプリ)の鉄工協代表として出場する。

 全国大会の予選会を兼ねて実施した建築部門には9人が出場した。優勝した種山氏は「前回の全国大会では悔しい思いをしたので、リベンジしたい」と力を込めた。今回の予選会に当たっては、組み方を見直し、時間を短縮した。

優勝した種山氏(中央)と準優勝の川竹氏(右)、3位の岡本氏


 大会会長の飛田理事長は「ぜひ日本一に向けて頑張ってほしい」と激励した。本大会の実行委員長で採点委員長を務めた藤田清志副理事長は、時間と品質双方がトップだった種山氏について、「今後は鉄工協の強化選手として全国1位をとれるように、ともに頑張りたい」と応援する考えを示した。

◆外国人技能実習生部門優勝は藤工業のリオフレア・バリー・デヨン氏
 外国人技能実習生部門には8人が出場した。優勝はリオフレア・バリー・デヨン氏(藤工業)、準優勝はトウバンヌ・ラニー・パナグサガン氏(ヤマガタ鉄筋工業)、3位はガラン・ロニー・ミラユダ氏(鳳エルバース)となった。飛田理事長は、外国人労働者の力が必要な業界の現状を説くとともに、出場選手の実力をたたえた上で、今後は本戦出場を目標とする取り組みに期待を寄せた。

 今回の大会の模様は、ユーチューブ動画でも配信している。


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